こんにちは。みつわリフォームの高山です。
3月も半分終わり、4月からの新生活に向けて準備に
追われている方も多いかと思います。
本日は、そんな皆様に
『賃貸物件入居中に気をつけること』をお話しします。
管理会社からの注意点として一般的に言われるのは
「騒音問題・ゴミ出しのルール・共用部に私物を置かない」など
他の入居者や近隣住民の迷惑になる行為に対する注意が多いかと思います。
今回は「ネット上に書かれていてない細かい注意点」を原状回復工事にて退去後の部屋を
たくさん見てきたリフォーム会社の視点からお話しします。
マットを敷く
毎日使うキッチン・トイレ・洗面の足元にマットを
敷いているのと、いないのでは床の汚れ方に
大きな違いが出ます。
キッチン・トイレ・玄関はマットを敷いているけど
洗面には何も敷いてないという方も多いのではない
でしょうか。
特に、床材がクッションフロアーの場合は、足跡のような黒ずんだ汚れが付くことがあり
それが原因で原状回復工事の際にクッションフロアー貼替をすることになる可能性もあります。
キッチン・洗面・トイレなど毎日、立つ位置が決まっている場所の足元にはマットを敷きましょう。
ペット可の物件
ペットとの生活の為に、『ペット可』を条件にお部屋を
探している方も多いでしょう。
ここで間違えてはいけないのは、『ペット可』の物件は
あくまでも『ペット可』というだけで『ペットが室内を
汚してもいい訳ではない』という事です。
退去時はペット可・不可、関係なく原状回復をしなければなりません。
当然ながら、ペットと暮らしているお部屋の方が傷・汚れが多く、原状回復費用も高くなります。
その為、「ペットを飼育する場合は、敷金を多く預けて下さい」という物件もありますが
それでも敷金だけでは足りなく、原状回復費用を追加で請求されることもあります。
賃貸物件でペットと暮らす場合は、退去時の事を考えて
床にカーペットを敷いたり、壁への対策をしておくことが大事です。
植木鉢
お部屋に緑があると「ホッ」としますよね。
観葉植物などの植木鉢をおいている方も多いかと
思います。
そこで1つ注意が必要なのが、植木鉢を直接床に
置かないということです。
基本的に小さな植木鉢は棚や窓際に置かれていることが多く
直接、床に置かれているのは中~大き目の植木鉢の事がほとんどです。
そして、大きい植木鉢は動かすのが大変になる為、長期間置きっぱなしになりがちです。
久しぶりに植木鉢を動かしてみたら床が変色していたり、日焼けの跡が残ってしまったり
思いもよらない事態になっていることがあるので、こまめに移動させるようにしてください。
まとめ
今回は「賃貸物件入居中の注意点」として3つお話しさせていただきました。
一つ一つは大したことないかもしれませんが、どれもハウスクリーニングでは対処できない
事態になりかねないので、退去時に後悔しないための前準備として実践していただきたいです。