皆さん、こんにちは。みつわリフォーム高山です。
秋も深まり1年の終わりが近づいてきた事を
感じられるようになりましたね。
年末の大掃除も近づいているという事で
本日は、お風呂の掃除方法についてお話しします。
お風呂には数種類の汚れがあり、それぞれに掃除方法(使用洗剤)か異なります。
やみくもに掃除をしても、なかなか綺麗にならず体力を消耗するだけです。
まずは汚れの原因、特性を知り正しい掃除方法を身につけましょう。
日常のお風呂掃除
毎日お風呂に入る準備として浴槽の掃除をすると
思いますが、皆さんはどこまで掃除をしていますか?
「浴槽、壁、床も毎日掃除している」という人もいれば
「浴槽の中だけ」という人もいるのではないでしょうか。
日常のお掃除方法として、お風呂用の中性洗剤をスプレーしてスポンジで擦り汚れを落とします。
最後に水を流して洗剤の成分をきちんと流しましょう。
ここで見逃されがちなのが浴槽のエプロン部分です。
エプロンは皮脂汚れ・石鹸カス・水垢と汚れが付きやすい箇所なので
毎日掃除をして汚れを溜めないように心掛けましょう。
大掃除
日常のお掃除では落としきれない汚れで、皆さんを悩ますのは主に「黒カビ・水垢」ではないでしょうか。
大掃除の際は、徹底的に汚れを落としてピカピカなお風呂で毎日の疲れを取りましょう。
黒カビ
黒カビは見た目が悪いだけでなく、健康にも悪影響を
及ぼす可能性があるため、早めの対処が重要です。
発生したばかりのカビは比較的落としやすいので
放置せずに擦って落としましょう。
掃除の手順
1⃣ 準備
ゴム手袋とマスクを着用し、換気を良くするために窓を開けます。気になる方は目を守るためのメガネ(ゴーグル)も着用するとよいでしょう。
掃除する場所の周囲を片付けて、作業スペースを確保します。
2⃣ 洗剤の用意
酸素系漂白剤や市販のカビ取り剤を使用します。
酸素系漂白剤は製品の指示に従って、スプレーボトルに適切な濃度の水溶液を作ります。
3⃣ 洗剤の塗布
スプレーボトルで黒カビが発生している部分にカビ取り剤を均等にスプレーします。
数分間放置して、薬剤が浸透するのを待ちます。
4⃣ 洗い流す
シャワーの水でしっかりと洗剤をあらいながします。
5⃣ 乾燥
掃除が終わったら水切りやタオルで水気を取りお風呂を十分に乾燥させます。
それでも落ちない頑固なカビは湿布をして落としましょう。
《湿布のやり方》
- 頑固なカビにカビ取り剤を吹きかけます。
- カビの範囲に合わせてカットしたキッチンペーパーで覆います。
- 更に上からカビ取り剤を吹きかけます。
- ラップで覆い、キッチンペーパーが乾燥しないようにします。
- 10分~15分放置します。
- 水でよく洗い流します。
- 水気を拭き取り乾燥させます。
水垢
水栓や鏡などに付いている白いザラザラした汚れは
「水垢」です。
この水垢は水道水に含まれるミネラル成分が残って
固まった状態のものです。
水垢は「アルカリ性」の汚れなので、酸性の洗剤やクエン酸水で掃除しましょう。
掃除の手順
1⃣ 準備
ゴム手袋・お風呂用ブーツを着用してお肌を保護します。
2⃣ 洗剤の塗布
酸性洗剤又はクエン酸水を汚れに直接吹きかけ、2~3分放置します。
3⃣ 擦る
スポンジで擦り汚れを落とします。
この時、水栓にある赤や青の表示部分は擦らないでください。剥がれてしまう可能性があります。
4⃣ 流す
水でよく洗い流します。
5⃣ 乾燥
水分を拭き取り乾燥させます。
乾燥した状態で汚れがキチンと落ちているか確認しましょう。
《鏡の掃除方法》
鏡は市販の「鏡用ウロコ落とし」を使用する事をおすすめします。
たっぷりの水で軽く擦ると手早く落とせます。
決して、力を入れてゴシゴシ擦らないようにしてください。
鏡にキズが付く可能性があります。
軽く擦っても落ちない頑固な水垢は、クエン酸水で湿布をして柔らかくなったところを
ウロコ落としで擦りましょう。
最後にきちんと水気を拭き取り乾燥させます。
予防策
お風呂の汚れを予防するためには毎日の掃除の他に
定期的な掃除が必要です。
また、入浴後は窓を開けて換気(又は換気扇の使用)
の他に水切りで壁や床の水分をきって
素早く湿度を下げる事が重要です。
毎日使うお風呂だからこそ、汚れが付かないように
対策をしましょう。