こんにちは。みつわリフォーム高山です。
前回、キッチンのお掃除方法【換気扇・レンジフード】
についてお話ししましたが
今回は【シンク】のお掃除方法をお話しします。
まだ、キッチンのお掃除方法【換気扇・レンジフード】をご覧になってない方は
是非ご一読ください。
シンク
シンクには様々な種類の汚れが混在している為
汚れごとに洗剤を使い分ける必要があります。
先ずは汚れの種類を知る事から始めましょう。
シンクの汚れの代表的なもの
- 油汚れ…調理や食器洗いの際に付いたもの
- 水垢…水道水に含まれるカルシウムやミネラル分が蓄積した白い汚れ
- 黒カビ…シンクと壁などのつなぎ目にあるコーキング部分に付いた黒いカビ
- ぬめり汚れ…排水口や蛇口の根元部分に残った石鹸カス・食品のカスに雑菌が繫殖したもの
- サビ…主に錆びた缶詰や金属製の物を放置していた為にシンクに移った貰いサビ
通常のお手入れ
シンクは日常的に使用される場所で、食べ物の残りや油脂などが付着しやすいため
日常のお手入れがとてのも重要になります。
1日の使用後には食器洗い用の洗剤とスポンジでシンクの汚れを洗い落とします。
シンクの周りや水栓の付近、排水口などにも汚れが溜まりやすいので
こちらもしっかりと掃除しましょう。
特に排水口は、毎日のお手入れを怠ると詰まりの原因になりますので
こまめに掃除することが大切です。
汚れをしっかりと取り除いた後は、洗剤を水で十分に洗い流します。
最後に、乾いたタオルなどで水分を拭き取ります。
残留湿気を防ぐため、シンクを乾かしておくことが重要です。
食品を扱うシンクなので、毎日きちんとお手入れをして清潔に保ちましょう。
しっかりお掃除
1⃣油汚れ
ふだんのお手入れ(中性洗剤)で落ちない頑固な油汚れは、重曹やセスキ炭酸ソーダなどの
アルカリ性の洗剤使って落とします。
汚れが固着している場合にはペースト状にした重曹を汚れに乗せ数分後に
スポンジでこすってください。
この時、40~50℃くらいのお湯で重曹ペーストを作り温かいうちに汚れに乗せるとより効果的です。
2⃣水垢
普段から水分をふき取り、水垢が付かないように気を付けていても
気づいたら白い水垢汚れが出来ていた… なんて事もありますよね。
水垢汚れを落とすにはクエン酸などの酸性の洗剤を使います。
スプレーボトルに水200mlに対し5gのクエン酸を入れよく溶かしたクエン酸水を作り
汚れに吹きかけスポンジでこすり落とします。
簡単に落ちない汚れは30分~1時間おいてから擦るといいでしょう。
また、クエン酸水をたっぷり含ませたキッチンペーパーで汚れを覆い
更に乾かないようにラップをしておくとより効果的です。
汚れが落ちたら水でよく洗い流し、きちんと乾拭きをします。
3⃣黒カビ
カビは埃などの汚れと水分を好む菌なので、しっかり除菌する事が大事です。
カビには塩素系漂白剤を使います。
水垢の時と同様に、キッチンペーパーとラップで漂白剤が乾かないように
湿布をして30分~1時間おくと、とても綺麗になります。
最後にきちんと水で洗い流し、乾拭きをしましょう。
4⃣ぬめり汚れ
ぬめり汚れには塩素系漂白剤を使います。
ぬめりが気になるところに塩素系漂白剤を吹きかけ5~10分放置した後
水で洗い流せば、ぬめりがキレイになくなります。
5⃣サビ
サビは金属が腐食している状態です。腐食が進行してしまったシンクに関しては
サビを無理に擦って落とそうとしないでください。
シンクに穴が開いてしまう可能性があります。
貰いサビなどで軽いサビはクレンザーとスポンジで擦って落としましょう。
力を入れてゴシゴシ擦ると、シンクにキズが付いてしまうので気を付けて下さい。
サビが落ちたら水で洗い流し、乾拭きをして完了です。
いかがでしたか?
シンクの清掃においては最終的に水分をきちんと拭き取る事がとても重要です。
ぜひ、日常的に水分を拭き取る習慣をつけて、綺麗なキッチンを維持してください。
次回は「キッチンのお掃除方法 最終回」として【コンロ】のお掃除方法を
お話しさせていただきます。
是非、ご覧ください。