環境省より先進的窓リノベ2026事業の概要について
情報の更新がありましたので、
先進的窓リノベ2025と2026を比較してまとめました。
先進的窓リノベ2026の概要
1⃣制度の目的
2050年ネット・ゼロの実現や2030年度の温室効果ガス削減目標の達成に向けて、断熱性能の高い窓の導入を支援し、住宅の脱炭素化とウェルビーイング/高い 生活の質の実現に貢献するとともに、先進的な断熱窓の導入加速により、価格低減による産業競争力強化・経済成長と温室効果ガスの排出削減を共に実現 する。
2⃣補助対象
高い断熱性能を持つ窓への改修※に関する費用の一部を定額補助※※(上限100万円)(リフォーム事業者等が申請し、住宅所有者等に全額還元)
※ 補正予算案閣議決定日(令和7年11月28日)以降に対象工事(断熱窓への改修を含むリフォーム工事全体をいう)に着手したものを対象とする(下図参照)。なお、窓の改修と同一契約内でドア (開口部に取り付けられているものに限る)についても断熱性能の高いドアに改修する場合には、補助の対象とする。 ※※ 補助単価については、一般的に要する費用の1/2以内で設定
3⃣対象工事のイメージ
4⃣補助額単価表
先進的窓リノベ2025と2026の違い
1⃣特大サイズの追加
補助額は窓の大きさとガラスのグレードによって変わってきます。
2024年までは「大・中・小・極小」の4つのサイズで分けられていましたが、昨年2025年は極小がなくなり「大・中・小」の3つのサイズとなりました。
そして、今年2026年は特大が追加され「特大・大・中・小」の4つのサイズになりました。これは、2024年までのサイズ区分に戻ったわけではありません。昨年同様「極小サイズ」には補助金はなく、今までの「大サイズ」を細かく「特大」と「大」に分けた形です。
これにより、サッシの面積が4.0㎡以上の大きな窓は、昨年よりも補助額が多くなりました。
2⃣内窓のAグレードが補助対象外に
ガラスがAグレードの内窓設置工事については補助対象から除外されました。
内窓以外の「ガラス交換・外窓交換(カバー工法)・外窓交換(はつり工法)」に関してはAグレードも補助対象となります。
3⃣低層集合住宅の区分
昨年2025年までは低層集合住宅は戸建住宅と同じ区分でしたが、今年2026年からガラス交換・内窓設置は中高層集合住宅と同じ区分となりました。
4⃣補助額の変更
補助上限額が昨年まで1戸あたり200万円でしたが、今年は1戸あたり100万円となりました。
さらに昨年同様、補助額の見直しがありました。
1番多い内窓設置工事の補助額を昨年と比較して表にまとめました。
| 窓の 区分性能 【Uw】 | 年 | 戸建住宅 | 低中高層集合住宅 | ||||||
| 特大 | 大 | 中 | 小 | 特大 | 大 | 中 | 小 | ||
| SS 【1.1以下】 | 2026 | 140,000 +34,000 | 89,000 -17,000 | 58,000 -14,000 | 36,000 -10,000 | 152,000 +46,000 | 98,000 -8,000 | 64,000 -8,000 | 40,000 -6,000 |
| 2025 | 106,000 | 72,000 | 46,000 | 106,000 | 72,000 | 46,000 | |||
| S 【1.5以下】 | 2026 | 76,000 +11,000 | 52,000 -13,000 | 34,000 -10,000 | 22,000 -6,000 | 83,000 +18,000 | 57,000 -8,000 | 37,000 -7,000 | 24,000 -4,000 |
| 2025 | 65,000 | 44,000 | 28,000 | 65,000 | 44,000 | 28,000 | |||
| A 【1.9以下】 | 2026 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
| 2025 | 26,000 | 18,000 | 12,000 | 26,000 | 18,000 | 12,000 | |||
赤・青数字…昨年2025年との差額
内窓設置工事に関しては、昨年2025年までは戸建住宅・低中高層集合住宅で補助額の違いはありませんでしたが、今年2026年からは戸建住宅よりも集合住宅に対しての補助金の方が高く設定されています。
また、ほとんどのサイズで補助額が減額されている中、新しく追加された特大サイズのみ補助額upしています。
まとめ
年々補助額が減少し、お得感も減っている感じがする「先進的窓リノベ事業」ですが、窓のリフォームを考えているのであれば、補助金を利用しない手はありません。
また、「内窓を着けたいけど、どうしようか」と悩んでいるのであれば、先進的窓リノベ事業がいつまで続くのか不明、且つ毎年補助額が減額されていることから、早めに補助金を利用して工事することをお勧めします。

